
わが家には、5歳と3歳の男の子がいます。
私たち両親は共働きのため、息子2人は保育園に通っている園児。
ゲームばかりで時間を守らなかった我が家の子供たち
男の子ってゲームが好きですよね。
適度に時間を守ってハマるなら問題ないですが、ゲームばかりで聞く耳を持たなくなったらサイアク…
長男5歳、次男3歳。ゲームにハマる…
すこし前までは電車やトミカ、アンパンマンに夢中で遊んでいた子供たち。
そんな我が家の子供たちですが、父親が昔購入していた「Wii u」のスーパーマリオメーカーのやり方を教えてもらってからは大変!
そこから、もう毎日「マリオ、マリオ」って聞かない日はありません。
完全にハマってしまいました。
そして、何でもお兄ちゃんと同じ事がしたい次男3歳もマリオに目覚めてしまうという事態に。
困った事に、やり始めるといくら声をかけてもやめません。
ご飯もお風呂も勉強も、ぜんぶ後回し。
アイスやお菓子を食べながら、ご飯の最中でもゲーム機をそばに置いたりして…
クリスマスに任天堂スイッチをゲットしてからは、ますますゲームに依存することに!
もうゲームの事で頭がいっぱい、親の言うことなど聞かなくなってしまいました。
保育園から帰ったらゲームばかり
保育園に迎えに行くと、嬉しそうにかけよってくる子供たちの第一声!
この頃から「お母さん、帰ったらマリオしてもええ?」になってしまいました。泣
帰りの車の中でも「〇〇くんがマリオのお箸だった、僕も欲しい」「今日はマリオの難しいコースを作ってみようっと」とゲームの話題ばかり。
更には「明日は13時に迎えに来てよ」とゲームをしたいがために時間の催促までも…
家に帰ると子供たちは荷物を投げ捨て、上着と靴下を脱ぎ散らかして一目散にゲームに走ってしまうような毎日。
私たち夫婦もテレビゲーム世代なので、ゲームをやりたい気持ちも分かります。
でも親としては、ほかの遊びもして欲しい。
勉強もして欲しいし、買った本も読んで欲しいし、お手伝いもして欲しい。
欲望を言ってはキリがありませんが、ゲームばかりで依存症にはなってほしくありません。
この状況を何とか変えなくてはいけないけど、いきなりゲーム禁止にするのは良くない。
ゲームばかりで時間を守らない子供たちを、なんとか良い方向へ変えるために夫婦会議をしました。
ルールを守らせて時間通りにゲームをやめさせるためにした事
夫婦で話しあった結果、ルールを守らせて時間通りにゲームをやめさせるためには自主性を育てるしかないのでは?
こんな結論に至りました。
スケジュールを子供たちに決めさせる
具体的には、子供たちで1日のスケジュールを決めて行動してもらうこと。
あれしろ!これしろ!と口うるさく言われたら誰だってヤル気ダウン。
結果的には言ったとおりに行動してくれたとしても、やらされた感と、ちょっとした反抗心がでてしまう。
だったら何時から何をするか、自分たちで決めてもらおうじゃないかと。
それがきっかけで、スケジュール表を作ってみることにしました。
失敗/スケジュール表を百均で購入
はじめは100円ショップで、マグネットがくっつくホワイトボードを購入しました。
無地のホワイトボードに、油性ペンで作ったマグネットリストを貼りつけていくものです↓
これでも使えるからいいですが、なんとなく見た目がイマイチ…
Amazonでスケジュール表を購入
Amazonでかわいいのがあったので、今はこっちを使っています↓
A4サイズで、項目を裏返すと「できた!」になる優れもの!
やっぱ見た目も大切ですよね。
最低限のルール決めと子供が自分で決める予定
子供が自分たちで予定を決めるとしても、最低限のルールは必要です↓
- 朝起きる時間
- 家を出る時間(保育園)
- 寝る時間
この3つの時刻は譲れないので母が決めて、固定の時間としました↓
そして、ゲームは2時間までというのが最低限のルールです。
とくに「ゲームは2時間までのルールを守るように、何をするのか決めてね」とだけ伝えました。
とりあえず朝起きたら、迎えの時間を決めてもらう。
朝ご飯を食べて、保育園の身支度して家を出るまでは、毎朝決まった流れになっていますが。
そして保育園から帰ったら、夕方と夜の予定を兄弟で決めてもらっています。
晩ご飯・お風呂・お手伝い・ドリル勉強・歯みがき・片付けなど。
あらかじめマグネットで項目を作っておいて、それを子供たちがボードに貼りつけて完成。
このとき親は、子供の決める予定に手や口をまったく挟まないようにします。
ゲームばかりだった子供がどう変わったか
ゲームばかりだった子供に現れた良い変化。
予定通りにできた達成感
できたことはマグネットを裏返すと「できた!」となるので、達成感があるようです。
やはり自分で決めて、それができた時は大人でも気持ちの良いものですからね。
子供が自分たちで決めた項目以外は、例えば片付けができていなくても、決して怒ることはしません。
スケジュール作りを楽しんでいる子供たち
朝起きて、とりあえず保育園のお迎えの時間を決めてもらいますが、時々その時間をめぐって兄弟喧嘩になります…
でも最終的には、自分たちで話しあって決めているので、それもアリかと。
何にせよ、自主的に行動を決めてもらうことが目的で、子供たちもその日の予定を決めるのがとにかく楽しいみたいです。
予定時間の10分前に呼び掛ける
子供たちがスケジュールを立てるようになって、時間を守ることができるようになったのが大きな成果です。
有言実行できるって、なかなか凄いことですよね!
大人でもできる人は少ないかと思います。
ただ、まだ時間の感覚が分からなかったり、ゲームに夢中になると時計を見るのを忘れるので、そこはサポート。
「あと10分よ」「時間よ」と声かけはしています。
それ以上のことは、あえてしていません。
予定時間ですんなりゲームをやめる子供たち
あれこれ口出しせず、時間の声かけだけにしたら、子供たちは少し早めに切り上げて次の予定に取り組むようになりました。
「できた!」でホメられるのも効果があったようです。
うれしそうに満面の笑みを浮かべ、次のことを始めます。
親にでも、誰にでも、自分がしたことを認められるとヤル気マックスです。
まとめ/ゲームばかりの子供に自主性を
子供がゲームばかりで言うことを聞かない、そんな悩みは視点を変えれば解決するのかもしれませんね。
あれしろこれしろと言われたら、大人でも子供でも気分はよくありません。
スケジュール表は1つの例として、自分たちで行動を決めることのできる工夫をしてあげれたらいいですね。
自分の予定を自主的に決めることで、自制心と行動力が成長すると考えています。
親はそのサポートをすればいいだけ。
子供の予定が分かれば、母はそれに合わせて家事ができる!
お互いにメリットしかありませんね。
これから成長していくと、宿題や習い事など予定が増えていきますが、状況にあわせて自主性を伸ばせる工夫ができればな~っと。