2018年1月で、楽天カード会員数が1,500万人を突破しました。日本人口が1億2642万人なので、約8人に1人が楽天カードを持っている計算になります。
今回は、会員数を増やし続けている楽天カードの使い方と、旅行する前にチェックしておきたいお得な情報をお伝えしたいと思います。
楽天スーパーDEALの宿泊予約
楽天トラベルは、国内最大級の宿泊予約サイトです。ホテルやツアー予約はもちろん、レンタカーやバスの予約もできます。953万件以上のクチコミ(2018年2月時点)も掲載しており、気になる情報をチェックできます。
さらに、楽天ポイントで10%還元してもらえるプランなど多数あります。限定プランや割引クーポン、お得なバーゲンセールなども開催されています。
楽天スーパーDEAL
楽天トラベルにはスーパーDEALという、楽天ポイントの大量還元サービスがあります。
掲載プランで予約し宿泊すると、宿泊料金の30%~40%がポイントバックされます。
出典:楽天スーパーDEAL
上の写真の例では、スーパーDEAL経由で道後温泉の大和屋本店に宿泊予約し、実際に宿泊すれば、宿泊料金の30%のポイント還元を受けとれます。
10,000円の宿泊料金であれば3,000ポイント(3,000円相当)、30,000円の宿泊料金であれば9,000ポイント(9,000円相当)の還元です。
スーパーDEALで還元される楽天ポイントは通常ポイントとして受けとれるのが強みです。期限切れで失効しにくいので、非常にありがたいサービスです。
条件のあう宿泊施設施設が見つかれば、迷わず利用しましょう。基本30%のポイントが多いですが、中には40%の高ポイントがもらえるプランもあります。
スーパーDEAL対象の宿泊施設一覧で決まらなかった場合でも、早期予約キャンペーンや宿泊で使えるクーポンも多数あるのでチェックしてみましょう。
⇒ 宿泊施設一覧
楽天の通常ポイントって何?といった疑問などは、つぎの項目を確認してください。
楽天ポイントって何?
そもそも「楽天ポイントって何?」ということも簡単に説明。楽天ポイント、正式には楽天スーパーポイントと言います。ここでは、よく使われるほうの楽天ポイントとします。
楽天ポイントはいつもらえる?
楽天ポイントは、楽天市場や街での買い物、楽天トラベルや各種キャンペーンでもらえます。買い物の場合、100円ごとに1ポイントが必ずついてきます。100分の1なので、この場合の還元率は1%となります。
楽天カードで10,000円分の買い物をしたら、100ポイントもらえる計算です。そして、貯まったポイントは1ポイント=1円で使うことができます。
街での買い物で現金払いすることは多いと思いますが、その場合は楽天ポイントはもらえません。ですが楽天カードで支払えば、1%のポイントがもらえるってわけです。
10,000円の買い物でカードを使用し、100円が返ってくる。それとも現金で支払って、何も返ってこない。どちらがお得かは聞くまでもありませんね。
たったの1%?
楽天カード以外のクレジットカード払いでも、1%のポイントをもらえるカードは数多く存在します。このままでは、楽天カードに魅力を感じられません。
つぎの表を見てください。買い物の方法によって、楽天ポイント還元率が違います。
いろいろ条件を満たしていくと、楽天市場で買い物をしたときに、最大15%のポイント還元率となります。10,000円の買い物で、1,500円返ってくるということです。
みんなが楽天市場を使っている
オンラインショッピングについて、少し紹介します。楽天市場を知らないという人は少ないと思います。
現在、オンラインショッピングのサービス提供会社は、「アマゾン」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の3強となっています。
2018年6月時点のPCとスマートフォンの重複を除いた「トータルデジタル」でオンラインショッピングサービスの利用者数をみると、18-64歳では「アマゾン」が4,079万人(リーチ:56%)で1位となり、次いで、「楽天市場」がほぼ同数の4,028万人(56%)、3位は「Yahoo!ショッピング」で2,645万人(37%)となっていました。一方、オークション/フリマサービスでは、「Yahoo! オークション」(26%)と「メルカリ」(25%)がほぼ同様のリーチになっていました(図表1)
閲覧のみの利用も含みますが、1ヵ月で約4,000万人が楽天市場を利用しているって、単純にスゴイ数ですよね。
そんな楽天市場には、いろんなショップが集まっており、ミネラルウォーター1本から高級腕時計まで、幅広い品揃えの中からネットで買い物が可能です。
通常ポイントと期間限定ポイント
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類が存在します。この2種類のポイント、そのまま放置していたら失効してしまいます。
こんなケースなどは、通常ポイントの失効を気にする必要はありません。
- 年に数回は楽天市場で買い物する。
- 街での買い物は楽天Edyで決済する。
期間を決めて買い物を促進させようとは、楽天も太っ腹に見えて、なかなかの戦略家ですね。焦って、必要のないものを購入しないように注意しましょう。
楽天ポイントカード
楽天が発行するカードにもいろいろ種類がありますが、その違いについて紹介します。
「楽天カード」と「楽天ポイントカード」、似たような名称で、戸惑ってしまいます。
楽天ポイントカードは、楽天ポイントカード加盟店での支払い時に提示し読み取ってもらうことで、ポイントを獲得したり現金の代わりにポイント払いもできます。
ポイント還元率は、基本100円ごとに1ポイントです。つまり1,000円で10ポイント貯まります。
貯めたポイントを使う場合は、レジで「ポイントで支払います」と伝えましょう。スマホのアプリでも同じ機能が使えるので便利ですよ。
Edy-楽天ポイントカード
楽天Edyは、前払い式の電子マネーです。楽天市場はもちろん、全国のコンビニやスーパー、ドラッグストアや家電量販店に飲食店など、全国50万カ所以上の加盟店で利用できます。
楽天Edyで支払えば、税込200円ごとに1ポイント貯まります。さらに、楽天ポイントカードの加盟店で、楽天Edyでの支払いをするとポイントが上乗せされます。
楽天Edyで200円ごとに1ポイント、カード提示で100円ごとに1ポイントもらえます。つまり1,000円で15ポイントになります。
- 最初にレジで楽天ポイントカード番号を読み取ってもらう。
- 楽天Edyで支払う。
これだけの手順で、2重でポイントを貯めることができます。
楽天カード
上の〇で囲ったロゴがついた楽天カードは、楽天ポイントカードと楽天Edyの機能も備えています。
楽天カードで楽天Edyをチャージすれば、200円で1ポイント貯まります。楽天カードで楽天Edyをチャージし、楽天Edyで支払いすれば、200円ごとに2ポイントもらえます。
さらに、楽天ポイント加盟店で提示すれば、100円ごとに1ポイントもらえます。つまり、楽天ポイントの3重取りによって、1,000円で20ポイント獲得できます。
- 楽天ポイントカードは、1,000円ごとに10ポイント。
- Edy-楽天ポイントカードは、1,000円ごとに15ポイント。
- 楽天カードは、1,000円ごとに20ポイント。
簡単に分かるように、楽天カードを持っているメリットを列記します。
楽天カードのその他メリット
- ずっと年会費が無料!
- 楽天市場で買い物すると、いつでも還元率3%以上
- 楽天市場以外での買い物でも、最低1%のポイント還元率
- 新規入会&利用で5,000ポイントもらえる
- 楽天Edyと楽天ポイントカードが一体に
SPU(スーパーポイントアップ)
楽天市場では、いつでも還元率を最大15%にしてくれるSPU(スーパーポイントアップ)というものがあります。厳密にいうとコレ、いろんな楽天サービスを利用し、条件をクリアすることで最大15%にできるのです。
楽天会員になって楽天市場で買い物すると、ポイント還元率は必ず1%もらえます。
SPUは、この1%にポイントを上乗せするシステムです。楽天を「使えば使うほどお得!」というもので、サービス利用状況によってポイント還元率がアップします。
達成条件 | 還元 |
楽天カードで買い物 | 2% |
プレミアム・ゴールドカードで買い物 | 2% |
楽天銀行 楽天カードの引落し口座が楽天銀行 |
1% |
楽天市場アプリを使って買い物 | 1% |
楽天証券で月1回500円以上のポイント投資 | 1% |
楽天モバイルで通話SIMを利用 | 2% |
楽天TVTVのNBAかパ・リーグSpecialに加入 | 1% |
楽天ブランドアベニューで月1回以上の買い物 | 1% |
楽天ブックス、楽天Koboで月合計2,000円以上の買い物 | 1% |
楽天トラベルで宿やツアーを利用 | 1% |
楽天ビューティで月1回1,500円以上利用 | 1% |
難易度が比較的低く、一度手続きすればポイント還元率を維持できる、おすすめの達成条件をピックアップして紹介します。
楽天市場の決済を楽天カードとするだけなので、難易度は低めです。
楽天プレミアムカードか楽天ゴールドカードで決済すると、さらにポイント+2%で合計4%が上乗せされます。
ですが、プレミアムカードは年会費10,000円(税抜き)、ゴールドカードは年会費2,000円(税抜き)が掛かります。楽天市場の利用頻度が高い人ならお得になるかもしれませんね。
楽天銀行の口座を開設し、楽天カード引落口座に設定するだけなので、少し面倒ですが手続きをしておきましょう。
楽天市場の公式スマホ・タブレット用アプリからの買い物が対象です。アプリ限定の商品やお得な情報などもあり、設定の難易度も低いので、買い物はアプリを利用しましょう。
ここまで紹介した条件を達成するだけで、4%上乗せされ還元率はいつでも5%になります。
国内旅行の予約月が、楽天市場での買い物ポイント還元率の上乗せ対象期間となります。
楽天トラベルを利用すれば、還元率は合計で6%にもなります。楽天市場で10,000円の買い物をすると600ポイントもらえます!
さらにSPU(スーパーポイントアップ)は、ほかのキャンペーンと合わせることもできます。
- 5と0の付く日は、SPUプラス2%
- 楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝った翌日は、SPUプラス3%
- お買い物マラソンで、SPUプラス28%
キャンペーンの日をチェックして、お得に買い物をしましょう。
貯めたポイントはきっちり使う
貯めたポイントをそのままにしておいても意味はありません。ここでは、楽天ポイントの上手な使い方を紹介します。
期間限定ポイントの利用
楽天ポイントには、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があるのは紹介したとおりです。通常ポイントは失効する心配はほとんどありませんが、期間限定ポイントは気付かない間に失効している可能性が高いのが難点です。
また通常ポイントと違い、使い勝手のいい楽天Edyや、飛行機を利用するとき助かるANNマイルなどに交換することができません。楽天市場などで欲しいものがあればいいですが、期限切れを避けるために必要ないものを購入するのはムダな気もします。
そこで、
期間限定ポイントの使い道を考えておくことが肝心です。[/color]
楽天市場や楽天トラベルで消費する方法のほかに、1,000円の商品券に1,100ポイント使って交換することもできます。
楽天ペイ
私がオススメする、期間限定ポイントを含む楽天ポイントの使用方法は、楽天の決済サービス楽天ペイです。
楽天ペイは、フリマアプリの「ラクマ」、ローソンやファミマなど 街で使える楽天ペイの店舗など、いろんな場面での決済が可能なサービスです。
基本的に、事前登録したクレジットカードでの支払いとなりますが、かんたんな設定一つで楽天ポイントでの決済を優先することができます。
街のお店では、支払いに楽天ペイのスマホアプリを利用します。期間限定ポイント含む楽天ポイントでの決済が可能で、なお且つ200円ごとに1ポイントもらえます。
さらには、登録しておくクレジットカードを、楽天カードとするだけで、合計すると、200円の支払いで3ポイントもらえます。
期間限定ポイントを消費しつつ、通常ポイントを還元してくれる、うれしいサービスですね。旅先でも近所でも、コンビニや飲食店などで、楽天ポイントをお得にもらって、便利に使いましょう。
⇒ 楽天カード公式