
徳島市にあるとくしま動物園は、子連れで遊ぶにはサイコーに楽しいレジャースポット。
なんと動物園のほかに遊園地や植物園もあって、広々した場所でゆったりとした時間を楽しめます。
日曜日の昼頃には、かなりの人たちでにぎわっていて、徳島県に旅行にいくならぜひ行ってほしいです。
このページでは、子連れにおすすめしたいポイントまとめてお伝えします。
とくしま動物園とは
とくしま動物園は徳島市の山のほうにある動物園です。
まわりは自然に囲まれた、のどかな場所にあります。
とくしま動物園の名前
とくしま動物園の名前は、「とくしま動物園北島建設の森」になっています。
下の写真は、とくしま動物園のパンフレットです。
すこし疑問に思いますが、べつに北島建設さんが動物園を運営しているわけではありません。
徳島市では、ネーミング・ライツ制度というものを導入していて、パートナー企業が施設の愛称を決めれるといったものです。
5年契約で、年間500万円で動物園のパートナー企業になれるようです。
2018年4月から2023年3月までの契約なので、そのあと命名権をねらってみるのも面白いかもしれませんよ。
営業時間・定休日
とくしま動物園の営業時間は、朝の9時半から昼の4時半まで。
ただ夏ごろから秋にかけて、夜の動物園というイベントを開催している日があります。
動物園の通常営業終了後にライトアップされ、夜の動物の姿を観察できます。
一度は行ってみたいですね。
項目 | 概要 |
---|---|
営業時間 | 9:30~16:30 |
定休日 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日) 年末年始 |
定休日は基本月曜日ですが、祝日の場合は火曜日が定休日になるので注意。
公式サイトを見る ≫休園日カレンダー
入場料金・割引料金
入園料は大人が600円ですが、子供料金が無料なので、合計してもそんなには掛かりません。
いろいろ探してみましたが、割引クーポンはありませんでした。
残念…
項目 | 概要 |
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入場料金 | 大人/600円、中学生以下/無料 |
年間パスポート | 1,500円で年間入場可能 |
団体割引 | 30人以上で大人480円 |
何回も行くなら、年間パスポートを購入するとオトクに入場できます。
1年で3回以上行けば元はとれますよ。
アクセス方法・駐車場
とくしま動物園へのアクセスは、車がなければ不便です。
最寄りのインターチェンジは徳島ICで、高速を下りてから13km、約21分かかります。
バスでも行くことはできますが、便数が少ないので、事前に時間は確認しておきましょう。
JR文化の森駅から、徳島市バスに乗り換えると便利です。
路線番号11「丈六寺南」行きに乗ったら、とくしま動物園の前まで行けます。
項目 | 概要 |
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住所 | 徳島市渋野町入道22番地の1 |
電話 | 088-636-3215 |
駐車場 | 普通車:310円(650台) 大型車:1,310円 二輪車:無料 |
駐車料金は310円で、大人2人と子供2人で、入場料金とあわせて1,510円でした。
駐車場は650台もあるので余裕かと思いましたが、行ったのが4月の日曜日、晴れた日だったので結構いっぱいでした。
とくしま動物園の動物たち
とくしま動物園の入園ゲート前には券売機があるので、そこでチケットを購入しましょう。
園内マップです。
園内は大きく分けると温帯区、熱帯区、サバンナ区、寒帯区、こども動物園の5つのエリアがあります。
どのエリアでも自由に行けますが、まずはフライングケージから行ってみましょう。
フライングケージの鳥
入園ゲートを抜け入園し順路通り進めば、まずはフライングケージに入ります。
ここにはいろんな種類の鳥たちがいます。
エリアは直径40m、高さ20mの大きなドーム状になっていて、その中を鳥たちが自由に歩いたり飛び回っています。
赤い鳥はショウジョウトキといって、南アメリカ北部から来た鳥だそうです。
フライングケージには下の写真のような、小さな滝を裏から見ることもでき、なかなか面白かったです。
手を伸ばせば届きそうな距離に、いろんな種類の鳥を観察することができました。
立ってお辞儀するレッサーパンダ
次のエリアに進めば、レッサーパンダのミンミンとソラが待っています。
夜行性でよく寝ているそうですが、開園直後の9時半から10時ころは活発に動いているようですよ。
タイミングよく起きている姿を見ることができました。
下の写真は、立ち上がってお辞儀をしているみたいです。
とっても礼儀正しいレッサーパンダです。笑
ヌイグルミのようでとてもカワイイですよ。
真上から見るカワウソ
カワウソもこんなに近くに見ることができます。
上から様子を見れるので、ほかの動物園とすこし違った視点で楽しめます。
カワウソの中でも最も小さいコツメカワウソで、手先が器用でビンの蓋を開けることもできるそうです。
チンパンジー
チンパンジーもいましたが、おとなしく座っていました。
アフリカのほうに生息していて、15~100頭ほどの大群で暮らしているそうです。
アリ塚に細い棒を入れて、くっついたシロアリを食べたりもするとのこと。
さすがに賢いですね。
ベンガルトラ
ベンガルトラが日陰でのんびりしています。
トラは伏せているだけなに、やはり風格がありますね。
日向ぼっこするミーアキャット
ミーアキャットは後足で立ち、ボーっとしている姿がかわいいです。
お腹を太陽に向けて、体を温めているそうですよ。
毛がフサフサなのに寒がりなのでしょうかね。
オオカミのユウキ
シンリンオオカミのユウキです。
体格がよく、リンとした姿がカッコイイです。
暑い日は小屋に入っていることが多いようなので、どうしても見たいなら夏は避けたほうがよさそうですね。
カピバラさん
いろんな動物園で見ることが多くなったカピバラさんですが、とくしま動物園にもいました。
あまり泳いでいるイメージはありませんが、上手に泳げて、水中に5分くらい潜ることができるそうです。
シロクマのポロロ
2014年にやってきたシロクマ(ホッキョクグマ)のポロロです。
とくしま動物園の人気もので、泳いでいる元気な姿を近くで見せてくれますよ。
子供動物園での動物とのふれあい
ヒツジのほかにもモルモットに直接触れ合うこともできます。
リスザルの小屋に入ったりもでき、ほんとうに動物を肌の近くに感じることができる、そんな動物園だと思います。
動物 | イベント時間 |
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モルモット | 平日/13:30~14:30 土日祝/11:00~12:00、13:30~14:30 |
ヒツジ | 毎日/9:30~16:00 |
リスザル | 毎日/終日 |
とくしま動物園のレストランでランチ
とくしま動物園の動物たちを見て回っていたら、そのうちレストランが見えてきます。
私たち家族はレストランで軽く済ますことにしました。
子供用にカレーライスを注文したら、シロクマのポロロをイメージしたであろう、こんなカワイイ感じで出てきました。
レストランの前にはピクニック広場もあります。
けっこうな広さで、自由にお弁当を食べたり走り回ったりできます。
園内も自然を大切にした感じで、子供たちもとても楽しそうでした。
子連れが楽しい遊園地もあるよ
とくしま動物園には園内から直接行ける遊園地があります。
とくしまファミリーランドという遊園地で、子連れ家族で行ったらとっても楽しめます。
ただし子供向けの遊園地なので、大人だけで行っても少し物足りなさを感じるかもしれません。
アトラクション料金
チケットは1枚300円で、アトラクションは全部で13台あり、どれもチケット1枚で遊べます。
1歳以上は有料です。
オトクな回数券や1日フリーパスもあるので、いっぱい遊びたいなら利用してみましょう。
項目 | 概要 |
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回数券11枚 | 3,300円→3,000円 |
回数券40枚 | 12,000円→10,000円 |
フリーパス | 3,200円 |
回数券には有効期限がないので、とくしま動物園に何回か行ける人はオトクです。
フリーパスは、土日祝の限定販売で小学生以上が対象になります。
子供と遊べるアトラクション
遊ぶのが初めてなら、まずは周遊汽車に乗ってパーク内を1周してみましょう。
1周するあいだに、パークにあるアトラクションをすべて見れるので、つぎに遊びたいアトラクションを決めことができます。
メリーゴーランドやローラーコースターなど、ちいさい子供が遊べそうなアトラクションがあります。
とくしま植物園で散歩して帰ろう
とくしま動物園からは一回出ることになりますが、すぐ近くに植物園もあります。
専用の無料駐車場が60台あるので、有料駐車場から車を移動したほうが楽かもしれません。
いろんな季節の花が咲いていて、とてもキレイですよ。
入園料無料で、広い土地一面にさいた花に癒されます。
植物園から観覧車が見えるくらいの場所にあります。
とくしま植物園には3種類の散歩できるコースがあって、草花を鑑賞しながらゆっくり回れます。
ほかにも野鳥観察会、自然観察会、ネイチャーゲーム教室、わくわく自然教室などのイベントもあるようなので参加してみては。
とくしま動物園に行ったら、すこしだけ足をのばして植物園にも寄ってみましょう。
遊園地と植物園があって子連れで遊べるとくしま動物園、ゆっくりした時間の中で、癒されること間違いなしです。