【評判&レビュー】ロリポップ・ハイスピードプランに乗り換えてみた!

WordPressでレンタルサーバーを決めるのって、とっても大切!

ロリポップは料金が安くて初心者にも優しいのが魅力ですが、サイトの表示速度がとにかく遅いのが不満でした…

でも2019年10月15日から、ロリポップがハイスピードプランのサービスを開始したとのこと。

これはもう、乗り換えるしかないですね。

このページを最後まで読めば、次のことがわかります。

このページでわかること

  • ハイスピードプランに乗り換える理由
  • 乗り換えたらサイトが高速になった!
  • ハイスピードプランに乗り換えるメリット
  • なぜサイトの表示速度が上がるの?
  • ハイスピードプランへ乗り換える方法

ロリポップのハイスピードプランがどれほどのスピードなのか、徹底的にお伝えします。

私がロリポップのハイスピードプランに乗り換えた理由

私は当ブログ(四国あそび)を開設したときから、ロリポップのヘビーユーザーです。

まぁ、なんとなく有名で料金も安いから使い続けていただけですけど。

ロリポップのライトプランなら、月額たった250円(税抜)でWordPressワードプレスを始めることもできます。

そして、無料の独自SSLも使えるので、とってもオトクなプランです。

ロリポップが選ばれる理由

これまで私が契約していたのは、ロリポップのスタンダードプランです。

月額500円で容量120GBも使えます。

まぁ正直なところ、こんなに容量があっても、私には宝の持ち腐れですがね。

そんなオトクなロリポップですが、サイトの表示速度がめちゃくちゃ遅い…

これがとっても不満でした。

2019年10月15日に、ロリポップが『ハイスピードプラン』のサービスを開始したことを聞き、ここは奮発して乗り換えることにしました。

料金自体は、これまでの月額500円から月額1,000円になってしまいましたが、結果的に大成功!

サイトの表示速度が格段に上がって、とっても快適になりました。

ハイスピードプランへの乗り換えでサイトが高速に!

ロリポップのハイスピードプランに乗り換えたことで、サイトの表示速度がかなり向上しました。

サイト表示が体感で2秒速くなった

体感で言えば、パソコンで3秒ほど掛かっていたのが、1秒ほどで表示できるようになりました。

「たったのそれだけかよ」って言われそうですが、この2秒の短縮がものすごい差です。

サイトの読み込み速度には3秒の壁があって、それを超えるとアクセスした人の53%が見るのをやめてしまうとのこと。

ショックなことに、読み込みに3秒以上かかるとアクセス者の53%が閲覧を止めてしまうという。

直帰率は読み込み完了時間が長くなるほど高くなり、3秒だと1秒の32%増、5秒だと同90%増、6秒だと同106%増、10秒だと同123%増になる。

私自信も、自分のブログページを見るのに時間が掛かってイライラ…

そのまま読まれずに直帰、なんてことも多かったのだと思います。

PageSpeed Insightsで計測

ウェブサイトのページ表示速度のパフォーマンスをスコアで見ることのできる、PageSpeed Insightsページスピード インサイトで計測してみました。

>>PageSpeed Insights

  • 低速・・・0~49
  • 中速・・・50~89
  • 高速・・・90~100

どこまで参考になるのかは分かりませんが、Googleが提供しているサービスなので、そこそこは使える数値なのかと思います。

ハイスピードプランに乗り換える前は67で中速

サイトの表示スピード(変更前)

乗り換えしたあとに再度計測してみると91で高速!

サイトの表示スピード(変更後)

『67→91』、結構すばらしい結果ですよね。

サイトの表示速度も、少なからずSEOに効果があります。

ランキング要因としては影響が比較的小さい要素であるとはいえ、ページ表示速度の向上はUX(ユーザー・エクスペリエンス)の向上、サーバーの負担を減らし運用コストが削減されるなど、多くのメリットをもたらすものです。

一般に表示が遅れるごとにコンバージョン率、顧客満足度は大幅に低下し、表示に3秒以上かかるページは40%以上のユーザーが離脱するとまで言われています。

これで検索順位が上がってくれたらいいのですが…

ツイッターでも乗り換えで速くなったと評判

ツイッターでロリポップの評判を探してみましたが、速度が遅いって、みんな不満を抱えていたようですね。

スコア100って、ものすごいですね!

ハイスピードプランが使われだしたら、ロリポップの評判が良くなることに期待できそうですね。

ハイスピードプランに乗り換えるメリット

ロリポップのハイスピードプランに乗り換えるメリットは紹介しきれないくらいあります。

長期契約で月額料金が安くなる

ロリポップの契約期間は、1・3・6・12・24・36ヵ月から更新期間を選べます。

1・3ヵ月契約だと月額料金1,200円ですが、6ヵ月以上の長期契約で月額1,000円に割引できます。

ロリポップと同じくレンタルサーバーとして有名なエックスサーバーにも、ハイスピードプランと同等なプランはあります。

こちらも月額料金1,200円で、長期契約すると割引がありますが、月額1,000円にするには12ヵ月契約にしなくてはいけません。

あまりに長期契約にすると、もっといい条件のレンタルサーバーに乗り換える時に身動きがとりにくいですね。

ドメインのSSL対応が標準装備

SSLとは「Secure Sockets Layer」の略です。

サイトで扱うデータを暗号化することで、データ改ざんやなりすましを防ぐことができ、セキュリティ対策も万全です。

ロリポップのハイスピードプランは、このドメインのSSL化が簡単に実装できます。

サポート体制も充実

ロリポップで操作や用語の意味が分からなければ、サポートに問い合わせることができます。

サポート体制もメール・チャット・電話に対応しているので、悩みをしっかり解決できるので安心です。

簡単なことなら、334個もある「よくある質問」で検索できるので分かりやすいです。

自動バックアップ機能が付いてくる

ハイスピードプラン限定で無料の自動バックアップ作成機能が付いてきます。

何かしらの不具合で、データの復元が必要になったら、バックアップデータから復元させることも可能です。

そのほかにも、セキュリティ対策やデータ管理機能など、ホントに機能が充実しています。

月額1,000円で、これだけ機能があって容量200GBもあるので、かなりコスパ的にはいいかと思います。

>>ハイスピードプランのメリットをもっと見る

サイト表示速度が向上する

それでも私が一番メリットに感じたことは、やはりサイト表示スピードが上がったことです。

今までのストレスが一気になくなって、とっても快適になりました。

でもプランを代えたら、なぜサイトの表示速度がこんなにも違うの?

すこし疑問に思ってしまいます。

なぜハイスピードプランでサイトの表示速度が上がるのか

なぜハイスピードプランでサイトの表示速度が上がるのかというと、従来のロリポップのプランではHDD(ハードディスクドライブ)が使われてきたから。

hdd

これまでは、サイトのデータの書き込みや読み込みにHDDが活躍してきましたが、これが遅くなる原因です。

円盤が回って、ディスクのデータを読み書きするので、どうしても機械的に時間のロスが出てしまいます。

それがハイスピードプランでは、SSD(ソリッドステートドライブ)を採用しています。

ssd

データの読み書きが電気信号だけになるので、HDDに比べて圧倒的に速くなっています。

HDDとSSDの性能の違いがよくわかる動画があるので、興味があれば見てください。

パソコンの起動までにHDDなら2分15秒掛かっているところ、SSDなら21秒という圧倒的な違いです。

ロリポップのハイスピードプランへ乗り換える方法

ロリポップのハイスピードプランへ乗り換える方法はとっても簡単。

ここでは、ロリポップ以外のレンタルサーバーから乗り換える場合と、ロリポップ内でプランを変更する場合を説明します。

これからブログを始めるなら、こちらの記事をチェックしてください↓

【体験談】ブログ初心者の私が無料のワードプレスを始めた方法!

ほかのレンタルサーバーから乗り換える方法

ほかのレンタルサーバーからロリポップに乗り換える方法を紹介します。

まずは、公式サイトで「10日間無料でお試し」ボタンを選びます。

ロリポップのプラン選択

もし使ってみて気に入らなければ、すぐに解約すれば料金が掛からないので安心です。

ほかのレンタルサーバーで運用中のワードプレスを、ロリポップに移す方法も簡単です。

ロリポップには「WordPressワードプレス簡単引っ越し」という機能があります。

まずはロリポップの公式サイトにログインし、メニューからWordPress簡単引っ越しを選びます。

ワードプレス簡単引っ越し

すると下の画面が出るので、引っ越し元と、引っ越し先のURLなどを入力します。

ワードプレス簡単引っ越し元と引っ越し先

あとは「引っ越しを開始する」を押すだけで、自動で進行してくれます。

とっても簡単ですよね。

ロリポップの違うプランから変更する方法

ロリポップのスタンダードプランなどから変更する方法を説明します。

まずは、ロリポップの公式サイトにログインします。

そして、カテゴリーの中から「プラン変更」を選び、ハイスピードプランのボタンを押します。

ロリポップのプラン変更方法

変更前のプランの契約期間が残っているなら、差額分を支払うことになります。

ロリポップのプラン変更

私の場合は3ヵ月分の契約が残っていたので、差額分の1,500円を支払ってプラン変更ができました。

ロリポップ プラン変更確定画面

プラン変更の場合、下のポップアップ画像のように注意点があります。

ロリポップのプラン変更時のポップアップ

アフィリエイトサイトや商用利用サイトなど、表示の速さを求めるサイトにおすすめ。
高速化のための機能だけに絞った、特別なプランです。

  • すべてのドメインがPHP7.3へ自動的に更新されます。
    エラーになる可能性があるため、事前に現在ご契約いただいているプランでPHP7.3に変更し、動作確認することをおすすめいたします。
  • 利用できなくなる機能があります。
    ハイスピードプランへ変更すると、共有SSL、WebDAV、PHPの設定、アクセスカウンターが使用できなくなります。

やはり、こんな注意事項があったら不安になってしまいます…

そこで、ロリポップに問い合わせてみたので、その回答を載せておきます。

高速化のための機能だけに絞った特別なプランとは、どういった意味ですか?
「高速化のための機能だけに絞った特別なプラン」という内容につきましては、他のプランで提供しているサーバーに比べ、特にサーバーの処理速度が優れているという点について、ご案内している内容となります。
伝わりづらい点があり申し訳ございません。
エラーになる可能性とは、具体的にどんなエラーにならなければ大丈夫でしょうか?
PHP7.3に変更後に発生する可能性がある不具合につきましては様々ございます。
 ▼例

  • 「HTTP500エラー」が発生する
  • 真っ白なページが表示される
  • プラグイン等が読み込まれていない箇所がある 等

サイトが正常に表示されていない箇所がないという事であれば問題はないかと存じます。

使えなくなる機能について具体的に教えてください。
ハイスピードプランでも独自SSLについてはご利用いただけます。
共有SSL、WebDAV、PHPの設定、アクセスカウンターを現在お客様にてご利用いただいているかにつきましては、恐れ入りますが、ロリポップ!では判断することが出来かねますため、下記の内容をご確認くださいませ。

▼共有SSL
ライトプラン以上のプランでは共有SSLのアドレスがご利用いただけますが、ハイスピードプランではご利用いただく事が出来ない状態となります。
◇共有SSLの利用法
https://lolipop.jp/manual/user/ssl/
※ユーザー専用ページ内の「基本情報」からもご利用いただけます。

▼WebDAV
FTPサーバーに接続する際の接続方法となります。
◇WebDAVの設定
https://lolipop.jp/manual/user/webdav/

▼PHP設定
ハイスピードプラン以外のプランでは、サーバーの管理・設定」>「PHP設定」より個別にPHPの設定が可能でございますが、ハイスピードプランではPHP設定のメニューが表示されない状態となります。

▼アクセスカウンター
「サーバーの管理・設定」>「カウンター作成」よりカウンターを作成されている場合、ハイスピードプランに変更後は、カウンターがご利用いただけない状態となります。

結果的には、私の場合は全然不具合は発生しませんでした。

ロリポップのハイスピードプラン、とってもおすすめです。

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