
持ち運び可能で、家でも外出先でも使うことができるモバイルWiFi。
回線工事や配線・設備が不要で、端末を持っているだけで対応エリア内であれば、いつでもどこでもネットを楽しめます。
旅行でも出張先でも、その用途はじつに様々。
今回は、モバイルWiFiの中でも群を抜いてお得な縛りなしWiFi、その契約内容でわかりにく点を、販売元に問い合わせてみました。
Table of contents
縛りなしWiFiとは
縛りなしWiFiはクーペックスが提供する格安モバイルWiFiのサービスの名称です。
2つのプランがあって、
月額3,300円の縛りなしプラン、月額2,800円の縛っちゃうプラン
すごくお得なサービス内容となっています。
縛りなしWiFiを簡単に説明すれば、下の写真のような専用の端末に、ゲーム機やパソコン、スマホなどを無線LAN(WiFi)で接続し、家でも外でも快適インターネット生活を楽しめるサービスのことです。
縛りなしWiFiの端末
縛りなしWiFiの端末には、つぎの4機種があります。
WiMAX
Pocket WiFi(ポケットWiFi)
固定回線の場合、回線工事やごちゃごちゃした配線が必要ですが、縛りなしWiFiは無線なのでその煩わしさもありませんね。
縛りなしWiFiの特徴
縛りなしWiFiの特徴です。
- 月額料金が圧倒的に安い
・縛りなしプラン3,300円
・縛っちゃうプラン2,800円 - 初期費用が掛からない
- 契約事務手数料が掛からない
- 契約年数の縛りがない(縛りなしプラン)
- 月間の通信制限がない

出典:縛りなしWiFi

縛っちゃうプラン2,800円に比べたら、縛りなしプランは500円高いですが、それでもとってもオトクな料金設定です。
公式サイトを見るfa-angle-double-right縛りなしWiFi
【https://shibarinashi-wifi.jp/】
縛りなしWiFiについて問い合わせてみた
縛りなしWiFiは、すごくお得なサービス内容です。
そんな良すぎるプランには、なにか契約内容に裏があるのではないかと思い、実際に販売元へ問い合わせてみました。
質問内容は、私が利用規約を読んで疑問を持ったことです。
2時間ほどでクーペックス(縛りなしWiFi)の担当者から丁寧な返信がありました。
なお、端末の不具合に関しましては、端末の状況を弊社にて確認し原因が不明な場合等になります。
その為、不具合以外の端末交換時の送料や解約時の返送料はお客様負担となります。
以上が質問内容と、それについての回答です。
縛りなしWiFiのデメリットも把握しよう
縛りなしWiFiを料金設定だけで判断せず、しっかりデメリットについても把握しておきましょう。
- 一定期間内の通信制限がある
- 使用できる端末機種を指定できない
- 縛りなしプランでも契約期間の縛りはある
- 解約時に端末の返却送料の負担が必要
- 解約方法がわかりにくい
- 過失による故障は補償金が必要
- バッテリーの充電が切れる
一定期間内の通信制限がある
縛りなしWiFiには1ヵ月あたりの通信の上限はありません。
つまり、1ヵ月の間にどれだけ通信しても、通信制限で速度が遅くなることはありません。

出典:縛りなしWiFi
しかし、日数での通信制限はあります。
- WiMAXは10GB/3日
- SoftBankは3GB/1日
具体的に3GBでどのくらいの通信ができるかというと、YouTubeを解像度360pでパソコンでは約6時間、スマホでは約24時間視聴できます。
縛りなしWiFiを使って、何時間も動画を見たいという人でなければ、とくに問題ないレベルですね。
使用できる端末機種を指定できない
縛りなしWiFiには2019年7月現在において、4機種の端末を扱っています。
WiMAX(Speed Wi-Fi NEXT W04、WX05)
SoftBank(Pocket WiFi 502HW、603HW)
契約段階において、4機種の中から使用できる端末を選ぶことができません。
回線を指定するなら、申し込みした後に問い合わせから電波状況に問題がある旨を連絡しましょう。
UQコミュニケーションズ(WiMAX)
対応エリア(https://www.uqwimax.jp/area/wimax/)
SoftBank
対応エリア(https://www.softbank.jp/mobile/network/area/)
縛りなしプランでも契約期間の縛りはある
縛っちゃうプランは、36ヵ月契約の料金契約のプランです。
でも、契約期間に縛りのないはずの縛りなしプランにも、実際には契約期間の縛りが存在します。
最低利用期間 1ヵ月の契約期間縛り
解約は前月に申請して、翌月末になれば実際に解約できます。
つまり、縛りなしプランで契約しても最低1ヵ月は利用しなくてはいけません。
解約時に端末の返却送料の負担が必要
端末は買い取りでなくレンタルなので、解約するときには返却が必要です。
このときの送料は、契約者が負担しなくてはいけません。
端末自体、そんなに大きくないので送料といっても500円くらいで大丈夫です。
壊れないように、きれいに梱包して返却しましょう。
解約方法がわかりにくい
縛りなしWiFiを解約するときは規約にあるように、クーペックス指定の方法で通知しなければいけません。
指定の方法は問い合わせフォームからのみです。
通知した翌月末が解約日になるので、解約までに最低1ヵ月が必要です。
また解約したあとは、契約終了日から5日以内に、端末とUSBケーブルを返却しなくてはいけません。
過失による故障は補償金が必要
端末の初期不具合などをのぞく、過失による故障の交換は費用(39,800円)が発生します。
故障すれば、かなりの痛手ですね。
そうならないために、万が一端末を紛失したり水没させても費用負担を軽減できるプランが月額500円であります。

出典:縛りなしWiFi
通常39,800円/台(税抜)の補償金が10,000円(税抜)に減額できます。
故障する心配があるなら、安心サポートには入っておきたいところです。
バッテリーの充電が切れる
バッテリーの充電が切れることに関しては、コンセントに差して使用しない限り、どうしようもないです。

連続通信時間 | 約10.5時間 |
連続待受時間 | 約850時間 |

連続通信時間 | 約14時間 |
連続待受時間 | 約700時間 |

連続通信時間 | 約10時間 |
連続待受時間 | 約850時間 |

連続通信時間 | 約8.5時間 |
連続待受時間 | 約850時間 |
これは縛りなしWiFiに限らず、すべての端末は充電がなくなれば使えなくなります。
それでもフル充電すれば、スマホやパソコンより先に充電切れにはなる心配は少ないです。
このようなデメリットはあるものの、縛りなしWiFiを選択するメリットは大きいです。
公式サイトを見るfa-angle-double-right縛りなしWiFi
【https://shibarinashi-wifi.jp/】
なぜ縛りなしWiFiがおすすめなのか
次の例に当てはまるようなら、縛りなしWiFiがおすすめです。
さまざまな利用シーン
- 家の固定回線が高いので費用を安く抑えたい
- スマホの通信速度制限に困っている
- 外でパソコンやタブレットを利用する
- 長期の入院や出張でもネットを使いたい
縛りなしWiFiの端末が1台あれば、それに10台以上のスマホやパソコンなどを同時に無線での接続が可能です。
縛りなしWiFiにどんなメリットがあるのかと言うと、
- 初期費用が掛からない
- 月額料金に変動がない
- 契約年数の縛りがない
- 通信制限がない
出典:縛りなしWiFi
一般的なモバイルWiFi会社
ピンとこない方のために、一般的なモバイルWiFi会社との契約の要件を記載しておきます。
- 初期費用
契約するのに、3,000円~5,000円程度の事務手数料が掛かる。 - 月額料金
キャンペーンなど期間限定で、初めのうちだけ安いが、その期間が終われば月額が上がる。契約内容によく目を通せば気づくが、分かりにくいHPも多い。 - 契約年数の縛り
2年契約や3年契約など、契約期間が満了するまでに解約すると違約金(9,500円がほとんど)が発生。 - 通信制限
通信量に5GBや7GBなどの制限があり、それ以上使用すると通信速度がかなり遅くなる。当然、通信量の多いプランになれば、月額料金がはね上がる。
これらの問題が一切なく、月額3,300円固定(縛りなしプラン)という分かりやすい料金でサービスを提供できるのはスゴイことです。
- お試しで1ヵ月使用してみたい。
- 使用してみたが、やっぱり自分には不要だと感じた。
- もっと魅力的な会社が出てきて、今すぐ乗り換えたい。
こんなケースでも、気軽に申し込みや解約ができます。
なぜなら、
初期費用が掛からず、解約に違約金も発生しないからです。
さらには、通信容量に制限(通信制限)がなく、月額3,300円(縛りなしプラン)というのは正直安すぎるくらいです。
他のほとんどの会社では、キャンペーン期間の安い時期にだけ契約し、終われば解約しようと考えていたら、じつは初期費用が掛かったり解約に違約金が発生したり、イヤな思いをするのは珍しいことではありません。
モバイルWiFi各社のHPを見れば見るほど、縛りなしWiFiの魅力がわかります。
ルーター端末はレンタル
この会社との契約では、UQコミュニケーションズとソフトバンクの2種類の通信エリアに対応した端末をレンタルします。
UQコミュニケーションズ(WiMAX)
対応エリア(https://www.uqwimax.jp/area/wimax/)
SoftBank
対応エリア(https://www.softbank.jp/mobile/network/area/)
私は以前、どうしてもドコモのネット回線を利用したくて、ONRY SURVICE(オンリーサービス)という会社と契約していました。
この会社には、ドコモXi電波対応のONLY Mobile(オンリーモバイル)というプランがあります。
このプランは、ルーター端末はレンタルでなく買取りで、月々1,400円で3年の分割払いとなります。
しかし料金の割引もあり、結果的に基本使用料も含め月々3,900円の支払いで済みます。
一見オトクに感じますが、じつは3年以内に解約すれば、とんでもない金額を請求されます。
私の場合、通信制限も掛かっていないのに制限されているくらい速度が遅く、それがイヤで1ヵ月で解約を依頼しました。
そうしたら、端末代50,400円と契約年数の縛りの解約金9,500円で約6万円の請求がきました。
何が言いたいかといえば、端末はレンタルに限ります。
その点、縛りなしWiFiのルーター端末はレンタルなので、もし気に入らなくて解約するときでも安心です。
公式サイトを見るfa-angle-double-right縛りなしWiFi
【https://shibarinashi-wifi.jp/】
縛りなしWiFiの評判/口コミ
縛りなしWiFiの評判と口コミを見てみましょう。
クーポンコードの発行
大物ユーチューバーのカズさん(カズチャンネル)も縛りなしWiFiを紹介しています。
カズチャンネルとのタイアップということで、縛りなしWiFiのクーポンコードを発行していました。
2019/4/30までの限定キャンペーンなので、7月現在ではクーポンコードを利用できません。
このときのクーポン内容は、3ヵ月以上の利用でAMAZONギフト券3,000円分贈呈されるといったものでした。
縛り無しWi-Fiが届かない
3月から4月は、新生活のため縛りなしWiFiの申し込みが非常に殺到しました。
最短翌日発送が強みの縛りなしWiFiにおいて、致命的な評判が立ってしまいました。
ちょうど私も2019年4月に申し込みをしましたが、到着がかなり遅れました。

4/2に申し込んで4/4に次の連絡が来ました。

結局のところ商品の発送は4/16となりました。

丁寧な対応でしたが、約2週間の遅れで不安にはなりました。
どうしても繁忙期には端末の準備に時間がかかるので、仕方のないところですね。
5月以降は通常の発送状態に戻っています。
ツイッターでの評判
ツイッターでの縛りなしWiFiの評判を見てみましょう。
2018年の年末からのサービス開始なので、ツイッターでの投稿も少ないですが、有益な情報をピックアップしてお伝えします。
FS030Wが届いたが動作問題なし
縛りなしwifi、情報少なめっぽいので提供。友人がネット環境欲しがっていたので契約させてみました(笑)ソフトバンクのFS030Wが届きました。一日3GBの制限なのでおもいっきりは使えませんが友人はそこまでヘビーじゃなかったので良かったようです。今日PS4にてマルチプレイも実験しましたが問題なし!
— バカレッド (@IdiotaRufus) March 2, 2019
縛りなしWiFiの公式ページにも、在庫状況によっては紹介した4機種以外の端末を送ることがあると記載されています。
FS030Wは次の写真の端末です。

お試しできるのが良い
一部で噂の縛りなしwifiを始めてみました。
お試しができるのは良いよね。 pic.twitter.com/E3boONi5a8— ひお@7月写本探偵 (@act_hio) July 26, 2019
縛りなしWifiはいつでも解約できるので、やはりのお試しも気軽なのが魅力ですね。
速度テストも問題なし
「縛りなしWifi」届きました!早速速度のテストをしたら、かなりいい感じ!これなら生放送バッチリいける?!
ちょっと実験してきます! pic.twitter.com/YV3Xus19Me— 宮本史利(オペラ歌手&社長) (@miymaon) July 19, 2019
この方の速度テストでは、ダウンロード11.3Mbps、アップロード14.7Mbpsとなっています。
快適な回線速度の目安は10Mbpsなので、充分速度がありますね。
公式サイトを見るfa-angle-double-right縛りなしWiFi
【https://shibarinashi-wifi.jp/】
大手と縛りなしWiFiとの比較
モバイルWiFiの通信回線を独自に提供しているのは、現在のところ大手の通信会社だけです。
- docomo
- au
- SoftBank
- UQコミュニケーションズ
モバイルWiFiは、携帯のネット回線の電波を利用したサービスです。
大手の料金設定
誰でも知っている大手の会社ですが、これらの会社とは街のショップやネット経由でも、モバイルWiFiの契約ができます。
難点としてよく聞くのが、
契約に事務手数料が掛かったり、月額料金がわかりにくかったり、解約するときに違約金を取られたり。
散々な思いをした人も多いはずです。
一番の問題点は、やはり月額料金が高いので家計を圧迫してしまうことです。
大手の通信会社とモバイルWiFiを契約した場合の、月額料金の一覧です。
契約期間と、その期間の途中で解約したときの違約金も載せています。
SoftBankは、スマホとデータシェアすることで7GB→50GBのデータを使用することも可能ですが、それには約10,000円の月額料金が負担となります。
縛りなしWiFi(縛りなしプラン)
月間の通信制限 | なし |
月額料金 | 3,300円 |
契約期間 | 最低1ヵ月 |
契約解除料 | 0円 |
縛りなしWiFiが圧倒的に優位なのが分かります。
縛りなしWiFiへの乗り換え
格安のモバイルWiFi会社が、大手通信会社より安い料金で提供できるのには理由があります。
簡単に言えば、
格安で提供している会社は例外なく、大手の通信網を利用しているからです。
そのため、基地局のメンテ費用や技術開発の費用が一切不要で、人件費や広告費にもそこまでのコストを掛ける必要がなく、必要なのは大手に支払う利用料金だけです。
逆に言えば、大手はメンテや人件費に多大な資金をかける必要があり、その分が高い月額料金として私たちに負担となって返ってきます。
格安のモバイルWiFi会社は、大手との契約内容から自分達の利益を計算し、料金設定とサービス内容を自由に設定できます。
安心感や充実したオプションなどのサービスを提供しにくい反面、価格で競争できるのです。
その格安モバイルWiFi会社の中でも、縛りなしWiFiは群を抜いていると言えます。
公式サイトを見るfa-angle-double-right縛りなしWiFi
【https://shibarinashi-wifi.jp/】