地震直後の行動|どう動く?初動が命の明暗を大きくわける

南海トラフ地震など巨大地震なんて、来なければそれに越したことはないです。

でも、私たちが生きているうちに必ず発生します。

そのときにするべきことを想定し、冷静に行動すれば、それがあなたとあなたの大切な人を守ることに繋がります。

まずは日常での地震被害想定が大事

もし、あなたの自宅がダメになった場合、家族が集合する場所をあらかじめ話し合って決めておくことが肝心です。

自宅近くの学校や自治会館など分かりやすく、海抜の高い場所にしましょう。

決めておいた施設などに集合できなかった場合、代案も決めておくと安心です。

これから新居を考えているのであれば、特に土地について知っておいて損はありません。

必ずハザードマップを活用し、その土地が地震災害に強いか弱いか確認しておきましょう。

台地、丘陵地や山地は地盤がしっかりしていますが、崖崩れや土石流が心配です。

低地や人工盛土は地盤が弱く、ゆれが大きくなります。

地形による違いの詳しい内容は、南海トラフ地震の被害想定は日本最大級!発生すればどうなるのかをご覧ください。

地震直後の行動が命の明暗を大きくわける

まずは地震発生直前の行動についてです。

緊急地震速報がどんなものかは、すでに広く知られていると思います。

その仕組みを理解していれば、さらに地震直前の取るべき行動がわかります。

初期微動と緊急地震速報

ある地点における地震のゆれ(地震動)は、地中や地表を伝わる波(地震波)となって伝わります。

震源の深さは、地上から浅くて10km、通常30~50km、深くて100km以上となります。

地震波には秒速約7kmのP波(縦波)秒速約3kmのS波(横波)があります。

P波の方が速度がはやく、はじめにカタカタと突きあげるようにゆれます。

そのあとやってくるS波(主要動)はゆれが大きいのが特徴です。

このP波がいわゆる初期微動という、ちいさな揺れの原因となっています。

P波とS波の速さの差から、気象庁は緊急地震速報を発信しています。


緊急地震速報が鳴ったら、わずかな時間ですが大きなゆれに備えましょう。

緊急地震速報を聞いたら

自宅にいるときは、すばやく安全スペースへ避難します。

緊急地震速報を聞いた時、思考停止してしまっては元も子もないありません。

普段からどう動くか想定しておくことが重要です。

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素早くとるべき行動

  • 安全スペースへ逃げこみます。移動の余裕がなければ座布団などで頭を守り、丈夫なテーブルの下で脚の部分を押さえます。
  • 車を運転しているときは、ハザードランプを点灯させます。そして緩やかにスピードを落とし、停車します。
  • 屋外にいるときは、塀や窓ガラス、看板などから離れます。空地などの安全な場所に移動しましょう。
  • エレベータにいるときは最寄の階に止め、すぐにおります。
  • 海辺にいるときは、近くの高台や丈夫な施設の上階に避難します。

地震の二次災害

揺れが止まったら二次災害を防ぐために、とにかく落ち着いて周りの状況を把握してください。

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二次災害を防ぐには

  • 散乱したガラスなどでケガをしないように、厚底のスリッパや軍手を着用します。
  • 火を消すなど、危険を排除します。
  • 部屋の扉やドアをあけ、脱出路を確保します。
  • 懐中電灯などの明かりを用意します。
  • ラジオやテレビなどで情報を収集します。
  • 自宅をはなれる場合、電気のブレーカーを切ります。

懐中電灯やラジオなどは、家庭で備蓄しておきたい地震対策グッズです。

津波から身を守る

津波の性質についてぜひ覚えておいてください。

津波は水深が深いほど早く、逆に遅くなるほど波が高くなります。

南海トラフ地震では津波が最短5分で到達し、何度も繰り返しやってきます。

東日本大震災での津波は、6時間のあいだに7回も襲ってきました。

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津波の被害から逃げるには

  • 発生後、絶対に半日は海岸に近づかない。
  • 逃げるときは、水平方向より高い所に移動する。

通電火災

あなたが在宅中であろうがなかろうが、復電準備が整えば電力会社は送電を再開します。

もし家電の電源コードがちぎれていたり、切れかかっていたら、漏電し火災となる危険が高くなります。

阪神淡路大震災の火災原因の6割が通電火災でした。

いざという時、そのまま自宅の外へ緊急避難することも充分考えられます。

その際に自宅のブレーカーを落とす余裕があればいいのですが…。

電力会社がいつ送電を開始しても通電火災を起こさないよう、できれば地震直後からブレーカーを落としておきましょう。

さいごに

南海トラフ地震のような巨大地震がおきた時、普段からの想定が、直ちに動けるためのポイントです。

「この場所にいたら、こう避難しよう」
「あそこのエリアは倒れるものがないから安心できる」

大切な人を守るためにも、家族や仲間と話し合ってみてはいかがでしょうか。

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