子供たちへ。私から伝えたい10のこと
私から子供たちへ伝えたい、10のことを残します。

10のメッセージ

過程を楽しむこと


生きていく上で結果を残さなくてはいけない時もあります。

でも結果ばかりにこだわらず、途中の過程を楽しむ人になりましょう。

確かに一つ一つの選択をしてきた結果が、今の君をつくっています。

でもそこには、それを選択した時の思いがあったはずです。

もし人生を振りかえる時があったなら、その思いを大切に今の結果を後悔しないでください。

 

興味を持つこと


何にでも興味を持ちましょう。

無関心では人は成長しません。

興味を持つ対象が人であれば、その人をもっと知りたくなり会話が生まれます。

そうすれば相手も君に関心を持つでしょう。

興味をもつ対象が物であれば、その物が存在する理由や役割を知りたくなります。

新たな発見が君を待ちうけているかもしれません。

すべてが当たり前のことだと割りきらないようにしてください。

 

配慮すること


周囲に気を使うことは、ときに疲れます。

しかし配慮することを忘れてはいけません。

万が一、配慮の心を忘れた君の主張なんて誰も聞いてはくれません。

ときに謙虚に、ときに大胆に。

相手の行動や考えに配慮しながら行動しましょう。

 

言葉にすること


相手に君の本当の気持ちや考えを理解してもらいたいなら、言葉にしないと伝わりません。

なんで怒っているのだろう?
なんで喜んでいるのだろう?
なんで悲しんでいるのだろう?

相手は疑問に思っているかもしれません。

何か一言でもいいから君の感じたことを口にだして伝えよう。

きっとわかってくれるはずです。

 

助けること


一日一善なんて目標は立てる必要はありません。

ただ君の目の前で困っている人がいたら、手を差し伸べましょう。

見返りなど求めずに行動してください。

ただ自分だけで解決できない時は無理をせず、まわりにも協力してもらいましょう。

もし君が困っていれば、その人たちは求めずとも君の助けになってくれるはずです。

 

考えること


この先、疑問に思うようなことはたくさんあります。

それは他の人にしたら、大したことではないのかもしれません。

時間のゆるす限り、自分で調べ、考えてみましょう。

考えた結果、それが正解か間違いかなんて重要ではありません。

そこにたどり着くまでに考えた時間が君の力になっているはずです。

気づかない間に、人より詳しくなっているかもしれませんよ。

 

努力すること


「必ず一番を取る」ことはそれほど重要ではありません。

でも最初から二番でいいなんて妥協もしないでください。

最後まで諦めず努力することが大事です。

そしてその努力は報われなくても必ず次につながります。

何も始めないうちから無理だと決めつけないでください。

 

本を読むこと


この世界にはあらゆる書物があります。

そのすべてに目を通すことは不可能です。

それでも本を読みましょう。

はじめは漫画でも小説でも何でもいい。

そのうち難しい文献を読むのもいいでしょう。

本は思っている以上に君に影響を与えます。

時間の許すかぎり、すこしでも本を読みましょう。

 

話を聞くこと


人と接するとき、その人を否定することは言ってはいけません。

何気ない会話でも、話しあいたい場合でも。

まずは相手の言いたいことに耳を傾けましょう。

そして自分の意見をいうときは、相手を否定してはいけません。

その時点で相手は君の言うことに関心をしめさなくなります。

自分の考えを認めてもらいたいなら、まずは相手の主張を理解する姿勢を見せることが大事です。

 

大切にすること


ときに自分がみんなから嫌われているのではないか不安になるかもしれません。

しかし、みんなから好かれようと思う必要なんてありません。

この世にはいろんな考えの人がいます。

君が大切にしたい家族や仲間がいれば生きていけます。

好きな人たちを大切にすること。

それさえしていれば君が孤独になることはありません。

 

最後に

「親の心子知らず」とは良く言ったもので、自分が親にならないと親の気持ちには気づきません。

高望みかもしれませんが、子供にはこう育って欲しいという願いを込めました。ここに書いたことを私自身が実践しているかと言えば、・・・。

親の背中を見て子は成長しますから、親としても一緒に成長したいところです。

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